2021年09月28日

blender2.9.3で頂点のカスタム法線の修正

 blenderでスムーズシェーディングの描画の崩れを直す方法、主に頂点のカスタム法線の修正方法を記述しておきます。

 3Dソフトの使用時に以下のようにオブジェクト表面が黒ずんだり、明るくなる不具合に出会った事はないでしょうか。スムーズシェーディングに失敗した時に起きる現象です。

 頂点法線はスムーズシェーディング時に使用されます。シェーディングには"フラットシェーディング"と"スムーズシェーディング"の二つがあります。フラットシェーディングは面法線を元に描画計算します。スムーズシェーディングは頂点法線も使用して滑らかに描画計算します。スムーズシェーディングを使うと少ない頂点数でも滑らかに見せる事ができます。(※1)

 頂点法線の向きは編集する事ができ、これを "カスタム法線" と呼びます。頂点が密集・折り重なっているオブジェクトほどスムーズシェーディング時にカスタム法線が崩れがちです。

例えば、頂点数の多いオブジェクトを不正確にインポートすると法線情報が崩れます。

というわけで以下頂点法線編集方法。
■■■法線情報の編集
法線の表示
  編集モード > "show overlay" > "Normals" > 必要法線を表示

頂点法線情報(カスタム法線)のリセット
 Mesh > Normals > Reset Vectors
 @法線の回転による設定
  Mesh > Normals > Rotate( "Alt + N" キー > Rotate)

 AX,Y,Zキーで軸回転をできる。

面から頂点法線を設定
  Mesh > Normals > Set From Faces( "Alt + N" キー > Set From Faces)

■■オブジェクト単位での自動スムーズシェーディングと角度指定
 @オブジェクトを右クリック > "Shade Smooth" 。
 A"Object Data Properties" タブ > "Normals" パネル > 自動スムーズを有効☑にして角度設定。設定角度以下のエッジがスムーズシェーディング。
  
カスタム法線情報のクリア方法
 カスタム法線が設定されると自動スムーズの角度設定はできない。
 "Object Data Properties"タブ  > "Geometry Data" > "Clear Custom Split Normals Data"
  →自動スムーズの角度を設定できるようになる。(※2)

■■面単位での自動でないスムーズシェーディングの設定
 Mesh > Shading > smooth Faces

■■■前のコマンドの繰り返し(回転角度こみで)
 Shift + R


【参考】
・(※1)面法線と頂点法線
・(※2)法線 (Normals / Smooth Shading) [Blender]
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